条件分岐の基礎 – PHPの演習問題
次のプログラムを実際に書いて、PHPの条件分岐の使い方を理解しましょう。
( 1 ) 基本的な if 文
- 変数
$scoreを宣言し、85を代入してください。 - 変数
$scoreが70以上の場合に「合格」と表示し、そうでない場合は「不合格」と表示する if 文を書いてください。
( 2 ) else if の使用
- 変数
$temperatureを宣言し、32を代入してください。 - 変数
$temperatureが35以上の場合は「暑い」、25以上かつ35未満の場合は「普通」、25未満の場合は「寒い」と表示する if 文を書いてください。
( 3 ) 複数条件の組み合わせ
- 変数
$ageを宣言し、20を代入してください。 - 変数
$ageが20以上かつ30未満の場合に「20代」と表示し、それ以外の場合には「20代ではない」と表示する if 文を書いてください。
ポイント
if 文の基本構造 : PHPで条件分岐を行うためには、if文を使用します。条件が真の場合に実行したいコードをif文のブロック内に記述します。例えば、if ($score >= 70) { echo "合格"; }というコードでは、$scoreが70以上であれば「合格」と表示されます。
else と else if の使い方 : if文の条件が満たされなかった場合に別のコードを実行するには、elseやelse ifを使います。elseは全ての条件が偽の場合に実行され、else ifは追加の条件をチェックします。例えば、if ($score >= 70) { echo "合格"; } else { echo "不合格"; }のように使用します。
複数条件の組み合わせ : 複数の条件を組み合わせる場合には、論理演算子&&(AND)や||(OR)を使います。例えば、if ($age >= 20 && $age < 30) { echo "20代"; }というコードでは、$ageが20以上かつ30未満である場合に「20代」と表示されます。
条件式の評価 : if文内の条件は、PHPによって真偽値として評価されます。例えば、$score >= 70は、$scoreが70以上であれば真(true)として評価され、条件が満たされた場合にifブロック内のコードが実行されます。
解答と解説
( 1 ) 基本的な if 文
変数$scoreに85を代入し、if文で条件分岐を行います。
<?php
$score = 85;
if ($score >= 70) {
echo "合格";
} else {
echo "不合格";
}
?>
Code language: HTML, XML (xml)( 2 ) else if の使用
変数$temperatureに32を代入し、else if文を使って温度に応じたメッセージを表示します。
<?php
$temperature = 32;
if ($temperature >= 35) {
echo "暑い";
} else if ($temperature >= 25) {
echo "普通";
} else {
echo "寒い";
}
?>
Code language: HTML, XML (xml)( 3 ) 複数条件の組み合わせ
変数$ageに20を代入し、&&演算子を使って複数の条件を組み合わせます。
<?php
$age = 20;
if ($age >= 20 && $age < 30) {
echo "20代";
} else {
echo "20代ではない";
}
?>
Code language: HTML, XML (xml)解答と解説を読む