PHPの演習問題
( 1 ) 変数の宣言と代入
- 以下の項目に変数を宣言し、それぞれに指定の値を代入してください。
年齢 = 20 、身長 = 170 、体重 = 100 - それぞれの値を表示してください。
- 年齢 = 20
- 身長 = 170
- 体重 = 100
( 2 ) 文字列の連結
( 1 ) で代入した変数を用いて、「期待する画面」の再現を目標に以下の操作を行なってください。
- 年齢 に 5 を足して、新しい年齢を表示してください。
- 身長 を 0.01 で乗じて、メートル単位の身長を表示してください。
- 体重 を 2 で割って、半分の体重を表示してください。
期待する画面
新しい年齢: 25
メートル単位の身長: 1.7メートル
半分の体重: 50.0kgCode language: HTTP (http)ポイント
変数の宣言と初期化 : PHPでは変数を使用する際、宣言と同時に初期化を行うのが一般的であり、$variableName = value;の形式で行います。例えば$a = 5;というコードは、変数$aを宣言し、同時に値 5 を代入することで初期化しています。
四則演算 : 加算 ( 足し算 ) に ( + )、減算 ( 引き算 ) に( - )、乗算 ( 掛け算 ) に( * ) ( アスタリスク ) 、除算 ( 割り算 ) に ( / ) ( スラッシュ ) の各記号を用いて行います。
結合演算子 : 文字列や変数を連結するには ( . ) を使用します。
出力方法 : PHPでの出力には主に以下の方法があります。
echo: 文字列を出力する一般的な方法です。複数の値をカンマで区切って一度に出力することができます。実行速度が速いため、単純な文字列出力には echo がよく使われます。print: echo に似ていますが、一度に一つの文字列のみを出力します。また、print は式として扱われ、値（常に 1 ）を返します。printf: 書式指定された文字列を出力します。変数の内容を特定のフォーマットで出力する場合に便利です。print_r: 変数の内容を読みやすい形式で出力します。配列やオブジェクトなど、複雑なデータ構造を出力する際に便利です。var_dump: print_r と同様に変数の情報を出力しますが、より詳細な情報 ( 型や長さなど ) を提供します。開発時のデバッグによく使用されます。
解答と解説
( 1 ) 変数の宣言と代入
- 以下の項目に変数を宣言し、それぞれに指定の値を代入してください。
年齢 = 20 、身長 = 170 、体重 = 100 - それぞれの値を表示してください。
$ageに 20 、$heightに 170 、$weightに 100 を代入し、echoを使用して、それぞれの値を出力します。
<?php
$age = 20;
$height = 170;
$weight = 100;
echo $age;
echo $height;
echo $weight;
?>
Code language: HTML, XML (xml)( 2 ) 文字列と変数の連結
( 1 ) で代入した変数を用いて、「期待する画面」の再現を目標に以下の操作を行なってください。
- 年齢 に 5 を足して、新しい年齢を表示してください。
- 身長 を 0.01 で乗じて、メートル単位の身長を表示してください。
- 体重 を 2 で割って、半分の体重を表示してください。
新しい年齢として変数$newAgeを宣言し、$ageに5を足した式を代入する。
文字列「新しい年齢 : 」と変数$newAgeを結合演算子 ( . ) を使って連結し、echoで出力します。
身長と体重についても同様の方法で行えます。
<?php
$newAge = $age + 5;
echo "新しい年齢 : " . $newAge . "<br>";
$meterHeight = $height * 0.01;
echo "メートル単位の身長 : " . $meterHeight . "<br>";
$halfWeight = $weight / 2;
echo "半分の体重 : " . $halfWeight;
?>
Code language: HTML, XML (xml)